コトバの塔
心不思議(2014)「青星と太陽と月、球体と円環意識の前夜メモ」
太陽、青い星、月、宙
火、水、土、風
剣、花、獣、雷
思考、感情、感覚、直観、
感情に光と影があり、
感覚に光と影があり、
思考に光と影があり、
直観に光と影があり、
まるで、中国の易のような。
太陽が射さなければ、
全てのものは存在せず、
暗闇であり、
光と影の対立前の、
根源的暗闇では、
すべては同一であり、
太陽の光が射してから、
光と影になる。
この青い星全体が、
まるで自己であり、
心全体であり、
太陽の光は、
心を照らすわたしたちの
意識のようであり、
太陽と地球の関係が、
わたしたちの内界でも同じように
繰り広げられ、
内界は外界と本来区別できない同一のところからやってくる、それは鏡のようであり、それは、太陽に対しての、青い星に対しての月のようだ。
心不思議は、
おそらく太陽と青い星の関係、
太陽と月と青い星の
関係と、相似形に思われてくる。
北に突き進んでいった結果、
南に出るような球体的な
見方が。
全ての人間が、星であり、
頭上にも、足元にも星があり、
その星が織りなす星座、
人が死んでからお星様になると言った古の人は、一体、こんな真理をどこから引き出したのか。
探し物はなんですか。
見つけにくいものですか。
夢の中へ、夢の中へ
行ってみたいとおもいませんか。
(2014)
-コトバの塔