キクチ・ヒサシ

文化と芸術を言祝ぐ『コトバの塔』

「 投稿者アーカイブ:hisashi 」 一覧

フランク・キャプラ「素晴らしき哉人生」(1946)人間の善意の美しさと生の素晴らしさ。星の視点で描かれ、どれほど人がつながっているのかを体感させてくれる天使からの贈り物

2016/06/07   -素晴らしき哉人生

フランク・キャプラ「素晴らしき哉人生」(1946)という映画を観たことがない人が ...

「セント・オブ・ウーマン」(1992)覚悟と決意を持った態度が、意味を超えた対話を誘発し、壁を超えさせる。毒舌のエネルギーが力強い演説へと変容する瞬間。

2016/06/07   -アル・パチーノ

映画「セント・オブ・ウーマン」(1992)を観た。邦題は「夢の香り」となっている ...

夢日記:『蛇の夢1』内なる生命を暗い洞窟に棲む蛇に視る。

2016/06/06   -夢分析

夢日記2:『蛇の夢1』 『暗い、一軒家にいる。二階建てで、薄暗く、洞窟を思わせる ...

黒澤明「七人の侍」(1954)魂の舞台を映画時空間に創造。組織を統べる徳と才

2016/06/05   -黒澤明

黒澤明「七人の侍」(1954)を観た。本物の村をその場に創って、ドキュメンタリー ...

黒澤明「椿三十郎」(1962)個と組織の関係、その模範像を抜身の刀と鞘に入った刀で象徴的に描く。

2016/06/04   -黒澤明

黒澤明「椿三十郎」(1962)は、「用心棒」の続編的扱いということなのですが、い ...

チャップリン「街の灯」(1931)形式と慣習を破り、笑と涙を創造する道化。現代人の昼と夜の分裂を滑稽に描く。

2016/06/03   -チャップリン

チャップリン「街の灯」(1931)が封切られたとき、チャップリンの隣には、アイン ...

青木拓人「話の途中」(2008)に感涙した思い出

2016/06/02   -青木拓人

涙を流すことはありますか?と聞かれたらあなたは何と答えるでしょう。わたしは今、そ ...

「まもる君の家出」(2008)

まもる君が心療内科に連れていかれたのは、家出を失敗した翌日のことだった。小学校か ...

「夜と星」(2010)

夜、アパートのドアを閉めるときに、躊躇することがある。目を見開くと、閉めかけたド ...

黒澤明「夢」(1990)全8話の解説、夢分析の試み

2016/05/31   -黒澤明

黒澤明監督の映画「夢」(1990)は、1990年の5月25日に公開されていると言 ...

ドストエフスキー「白夜」(1848)人類全体で育てているイメージの世界

2016/05/30   -ドストエフスキー

ドストエフスキーの「白夜」(Белые ночи)を読んで、しばらく経ったので何 ...

灯りへの祈り、古の知と鳥たち

2016/05/29   -コトバの塔

箱庭でわたしがつくったものは、古の知と鳥たちであった。七星剣が、石に刺さっていた ...

ウディ・アレン「ミッドナイト・イン・パリ」(2011)芸術家とパリ

2016/05/27   -ウディ・アレン

ウディ・アレン「ミッドナイト・イン・パリ」(2011)は、日本では2012年5月 ...

デヴィッド・リンチ「ストレイト・ストーリー」(1999)

デヴィッド・リンチの「ストレイト・ストーリー」は実話を基にしているのもあってスト ...

黒澤明「酔いどれ天使」(1948)魂の医師の処方

2016/05/25   -黒澤明

黒澤明監督の映画「酔いどれ天使」を(1948)観た。わたしが黒澤明映画に衝撃を受 ...

女性原理と男性原理4「昼と夜が廻るように」区別意識から円環意識へ統合する。

2016/05/24   -女性性と男性性

女性原理と男性原理の4回目である。今回は、母性と父性の区別の延長として、東洋(日 ...

谷崎潤一郎「猫と庄造と二人のおんな」(1936)

2016/05/23   -谷崎純一郎

谷崎潤一郎の「猫と庄造と二人のおんな」を読んだ。文庫本を持ち歩き、色んな場所で、 ...

女性原理と男性原理3「息子でいることを期待され自立を阻まれる、母性社会の病理」

2016/05/22   -女性性と男性性

女性原理と男性原理の3回目である。前回は、女性原理と男性原理を図式的に区別し、そ ...

女性原理と男性原理2「両原理の区別を図式的に把握する段階」

2016/05/22   -女性性と男性性

女性原理と男性原理についての二回目である。前回は、過去の文章をリライトして掲載し ...

男性原理の分化:象徴としての笛の発見

2016/05/21   -女性性と男性性

男性原理の分化をタイトルとしているが、以下の文章は、物事を深層意識的に把握しよう ...

夏目漱石「こころ」(1914)

2016/05/20   -夏目漱石

夏目漱石の「こころ」を久しぶりに読了した。「こころ」は原稿用紙換算、およそ五百枚 ...

Radiohead「Daydreaming」(2016)の歌詞と映像。現代シャーマンの「Half of my life」

名曲「Daydreaming」は、レディオヘッド新譜「A moon shaped ...

サン=テグジュペリ「星の王子さま」(1943)

サン=テグジュペリ「星の王子さま」は、砂漠に不時着したパイロットと少年の対話を中 ...

Auroraダイガク感覚学部長マグノリアから届いたお土産、富士山とポストカードとのおしゃべり。

2016/05/17   -Auroraダイガク

おそらく、五年前に出会い、折に触れ、心的イメージを交感してきたマグノリアが、静岡 ...

キクチ・ヒサシ「黄金の雨 Golden rain」

弾き語りLIVE音源(2010 at H.M.アパート401) 『黄金の雨』キク ...